製造技術
Technology
クランクシャフト量産ラインを完備
センターリング、研磨までを一貫生産
センターリング
両端を削ってセンター穴を開ける工程です。後工程では全長センタ穴が基準になります。
主軸工程
NC旋盤で主軸部を加工する工程です。ワーク供給装置により自動化されています。
偏心軸工程
偏心部を加工する工程です。偏心量・位相を自作した治具によって管理しています。この行程もワーク供給装置により自動化されています。
溝切工程
油溝を加工する工程です。専用のドリルやエンドミルを用い、自社で設計した専用機で加工します。
ガンドリル工程
ドリルで開けることが難しい深孔をガンドリルにて加工します。
高周波焼入
専用装置・専用コイルを用い、偏心部の焼入れを行います。
研磨
ベアリング圧入部、ローター挿入部を研磨します。
ポリゴン研削盤を導入し小ロットに対応
小ロットのクランクシャフト製作では、複合加工機NTX(DMG森精機)とCNC偏心ピン/ポリゴン研削盤GPES-30D(シギヤ精機製作所)で対応します。複数の偏心クランクがあるシャフトでも、治具を用意することなく製作することができます。